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【おなべの花道】③ 告白

初めておなべと呼ばれる人達を、一度に何十人も目の当たりにして
衝撃を受けた私は、「ここで働けそう」と『彼女』に言った。
「やれるんじゃない?やってみれば~?』と、軽く言ってたっけ。
ここで働けば将来、『彼女』とレズバー開く時の勉強にもなるしな・・とか
今まで有給休暇もまともにとらずに、がむしゃらに仕事ばっかりして来たから
しばらくは『彼女』とのんびり過ごしたいな・・とか、それに夜の仕事をすれば
昼中心の生活の彼女と、一緒にいられる時間も増やせる・・なんてことも考えた。
あの時、なぜそんな気持ちになったのかは、正直よくわからない。
というのは、その当時の私の外見は決してボーイッシュではなく(髪はロング)
わかりやすく言えば「フェム系ビアンタチ」って感じだったから。
どう逆立ちしても、男には見えなかった。(でもたまにオカマに間違えられてた!)

そうそう、びっくりしたのは、接客してくれた新人ぽいのおなべの人に
「二人はつきあってるんですか?」と聞かれた時に、すかさず『彼女』が
「つきあってますよ!」と答えたことだ。
え~っっ!!そうなの?いつから?まだ何も言ってないし、してないじゃん!
でもそーゆーことで、いいってこと~!?やっぱり今日、告白しよう!
なんてことを、密かに企んでいた。

そしてその夜、『彼女』に告白した。
『彼女』のマンションの前まで、タクシーで送ってそのまま帰ろうとしたら
「ちょっと上がってお茶でも飲んでく?」と言われた。こんなセリフ、本当に
あるんだ・・。そんな、ドラマみたいなことを言われて、私が断るわけがない。
まだ一緒にいたかったし、何か話したそうにしてたのは、気づいてた。
『彼女』がいれてくれたコーヒーを飲みながら、話を聞いた。
仕事のことだった。「もうこの業界で、やっていけないかもしれない」と
私の前で、初めて弱気な姿を見せた。もちろん『彼女』の涙を見たのも初めてだった。
私は『彼女』のいる業界を全然を知らないし、どれほど重要なことなのかはその時
わかってなかった。だから、抱きしめることしかできなかったんだ。

「私は何にも力になってあげられないけど、一緒にいるから。好きだよ。
 だから、ずっとそばにいるから」自分の気持ちを、初めて口にした。
「私も好きだよ」と言ってくれた『彼女』と初めてキスした。
いつの間にか、外は夜が白々と明けるような時間になっていた。
この人と二人で生きていこう。そんな決意を胸に、彼女の部屋を後にした。
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