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【ヒストリー】22 BYレイ YESを伝えた日

私は行動を起こす前には必ず下調べをする。
わずか一泊二日の小旅行でさえ「しおり」を作るし、電化製品を買う時には
各社のパンフレットを並べ巻末ページの細かーい字を較べる。
更にネットの口コミ情報なんかも見て自分のニーズに一番マッチしている商品を選び出す。

でもコモチャンのデータはどこにも書いてない。
私のニーズにマッチしているかなんて誰も教えてくれない。
いや、コモチャンの事は私がよく知っている。
部下として友人として長く深く付き合ってきたじゃない。

一般に物事に慎重だと何事もゆっくりしているという印象があるけど
私の場合は迷う時間は長くない。根気がないのか迷う事に飽きてしまうらしい。
仕事でもそう。迷ったらとりあえず実行してみる。
ダメだったらそこで考えればいい。命をとられる訳じゃない。

「負の要因」はとりあえず棚にあげる事にした。
長々と羅列した割には案外思い切りがいい。
数日後、一緒に帰った時に私は自分の意志を話した。
「あのね、女の子と女の子のお付き合いってわからないからどこかのサイトで
調べようかな~って思ったけど止めたんだぁ、ねぇ、なんでだと思う?」と聞いた。

正解は「コモチャンがいるから必要ない」だった。
これが精一杯のYESの表現。これ以上の言葉なんて恥ずかしくて言えないよ。

こんな時はほぼ正解がわかっていてもわざと違う答えを言ってボケておくのが
色恋のマナーってものだ。そして正解を聞いたら「えぇぇえお~」と目をまんまるくして
驚き嬉しの表情を見せてくれれば会話がはずむ。
ところがコモチャンは「わからないですよ」と本当にわからないようで不安げに首を傾ける。
「なんでなんですか」と聞いてくるコモチャンにYESの気持ちをなかなか伝えられない。
「んーとね~」
「んーとね~」この次の言葉が出てこない。
迷っていたのではない。
ただただ恥ずかしくて言葉に出来ずにいた。

半歩先を歩く私を追い掛けるように一回り大きいコモチャンがボディカードのように付いてくる。
私の話す言葉を聞き漏らさないようにか、歩く足の位置より顔の方が近くて身体が斜めに傾いている。

ようやく言えたのはコモチャンの下車駅近くだった。
「私にはコモチャンがいるから」

幾分背の高いコモチャンを見上げるように笑顔で話した。
「えっ?」コモチャンにとっては予想外の返答だったらしくしばらくは無言だった。
そして「ほんとう?ほんとうですか?ほんとう?」

コモチャンの顔が笑顔でいっぱいになる。
すごくすごく嬉しそう…バンザーイと叫び辺りを駆け回りそうな勢いだ。
その笑顔で私はいっそう勇気づけられた。
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