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【山行記録】北岳に行ってきただけ (その2)BYレイ&コモ 

【山行記録】北岳に行ってきただけ (その1)BYレイ   の続き

運転手は失礼だが、ヨボヨボのおじいちゃん。
だ、だいじょーぶか?

そんな心配は無用だった。
というか、じいちゃん、飛ばし過ぎだろ!

1時間かかる林道を45分で走り、登山口の広河原に着いたのは7:30
乗合タクシーは9人乗りで料金は1200円だった。

身支度をしているところで、南アルプスからが挨拶がわりに、空からプレゼントを降らせてくれる。
大粒の雨だ。

寝坊でバスに乗り遅れ、70位に下がったテンションがますます下がって60になる。

しかし、ブーブー文句を言っている時間はない。
急がないと。

雨以上にジトーっとした気持ちで、レインスーツを着込み、登山口に向かった。

CIMG0983_convert_20140918014614.jpg

『あ、緑の橋だ』

ヤマレコに投稿する人が必ず写真を載せる登山口にある緑色の橋。
地上とアルプスを結ぶ橋だ。

CIMG0984_convert_20140918014449.jpg


遅れた時間を取り戻そうと、アスファルト道をガツガツ歩く。
歩く、歩く、歩く
登山口を見落としていることも気がつかず、歩く、歩く。

ぎゃー、行き過ぎだー!と、気が付き、
で、今度は、戻る、戻る、戻る。

なんと20分のタイムロス。
オーマイガー

***********************************
広河原山荘に着いたのは8:00と、遅れを取り戻すばかりか、
更に遅れてしまい、テンションは50までに下がる。

ようやく森の中を歩き始めるが、レインスーツの中は蒸れてじっとり汗ばんでいる。
テンションは40まで落ちたまま、歩くこと1時間。

お、雨が止んだ。
サッとレインスーツの上着を脱ぎ、半袖になる。

下は草の雨露で濡れるので履いたままでいっか。
アハハ、なんだか、漁師の人みたい。

大樺沢二俣着(標高2220m) 10:05〜10:20

広河原から700m上がった。
コースタイムは2時間30分だから、少し短縮できているか。

が、なんですか!この景色は…

北岳バットレスがガツンと正面に見える…が…
ガスガスガスで、なーんにも見えない。

見る景色は全て白、白、白
登山のあるある『おー』の出る場面もなく、カメラの出番もない。

標高は上がるも、テンションは30まで降下。
それでもここで、寝坊&道間違えのロスタイムを取り返し、予定通りのルートを進む。

と、その前に。腹ごしらえ。
レイの手作りサンドイッチ。
玉子満タンでボリュームたっぷり(^.^) BYコモ


森林の右俣コースで、標高28607mの尾根に向かう。
距離は短いのに容赦のない急登。

いつもはダラダラおしゃべしながら登るんだけど、
この時は緊張と不安でいっぱいだったため、会話も少なめに黙々と登る。

そんな私の気持ちをあざ笑うかのように、再び雨が落ちてくる。
雨の南アルプスって言われるほど、雨量が多い山域なんだ。

2700mを超えると、酸素が薄くなり、なかなかペースが上がらない。
もうテンションはドン底近くの20になった。

そしてようやく、大樺沢二俣から2時間で尾根道に到着。

小太郎尾根分岐(2850m) 12:18〜12:30

『小太郎尾根にから肩の小屋までは快適な稜線歩き』
とか、

『ご機嫌な空中散歩』
とか、

『鳳凰三山に見守られて…』
とか、

絶景の写真をみては、この景色を目に焼き付け、風を肌で感じたいと思っていたのだが…
なんも見えねー。

いや、でも、風は感じた。

てか、風、感じ過ぎ。
風、すごっ、
いや、今まで体験したことないクラスの強風じゃんか。

前を向くと息が出来ない。
鼻水は垂直に垂れる。

で、なんにも見えない。
ひえー、こえぇ〜

森林限界はとうに過ぎており、足元はゴロゴロの岩軍団。

ガスに包まれ、上も右も左も真っ白の空間の中、
岩に書かれたマークだけを頼りに思ったことは、『生きて帰らなけれは』
ということだった。

こっからはコモスケがバトンタッチされたよー。

しばし、強風の中を歩く。

ヤマビトは他に一名、抜きつ抜かれつしてる間に、3000メートルを超え、肩の小屋に到着。
はい、相変わらずガスですよ。
CIMG0985_convert_20140918014637.jpg

それでも一瞬、雨が上がったのでベンチでおにぎりを食べ始めた。
3口位食べたら、また雨だ。撤収。
山小屋は飲み物を頼めば休憩も出来るそうなのでしばし休息。

この小屋に泊まる人が服を着替えさっぱりした格好で
濡れた服をストーブで乾かしているのが羨ましかった。

相変わらずの雨風だけど私達は行程はまだ終わっていないのだ。
小屋の軒先で身支度しながらふと思う。

この寒さ、レイは大丈夫なのか。
レイは寒いのが超超苦手なんだ。
冬場に寒い時は「寒い」×5回くらい言うくらい寒いの苦手なんだよ。

雨だけならともかくこの強風。
ここまで来るのだって、何の修行かって感じだったんだ。

それに3000メートル超えるとキツくなると何度か言ってた。
いや、普通の天候ならもちろん大丈夫だろうけど、この雨風だ。

「天候が悪いと山行の難易度がグッと上がる」といつも言ってるじゃないか。
危険箇所はないにしても、雨風でかなり体力も消耗するだろう。


「私達、大丈夫なのかな」 レイに聞いてみる。

「大丈夫って何が?」

「この雨風の中、あと2時間以上も歩くって危険じゃないのかな」

ちょっと考えたレイが言う。

「もし山頂まで行って無理だと思ったら、ここまで引き返してこよう。
こっちの方が北岳山荘よりも近いから。
雨もずっと降ってるとは限らないけど・・・
でも、雷とか本当に危険な場合は今日は山頂は諦めよう」


こういう冷静な判断をしてくれるから、やっぱり山の隊長はレイなんだ。
隊長がそういうなら、行くシカないでしょ!(今日はシカはいないけどね)

レインスーツのファスナーをしっかりしめて私達はまた歩き出した。

  続く
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