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【BYレイ】心折れた登山 (前編)

何度も山に行っていると、どんな山だったか、次第に記憶が薄れてきたりする。
しかし、「忘れられない山」もある。
自然の素晴らしさに感動した山も「忘れられない山」だが、
自然の怖さに戦いた山も「忘れられない山」
何の苦労もなく登った山より、むしろ辛かった山の方が忘れられない。
もしかしてそれは、「忘れられない」のではなく、「忘れてはいけない」ということなのかも知れない。

今年5回目の山歩きは私にとって、ワーストベスト更新した失敗登山だったが、多くの事を学ぶことも出来た。
失敗から学ぶことは多い。それを次の山行に活かしていきたい。

行先:長野県の四阿山(あずまやさん)~根子岳(ねこだけ)縦走
コースタイム:5:30
累積標高差:957メートル
総歩行距離:9.4キロ
山小屋や避難所:なし

四阿山は日本百名山の一つ。登山道はしっかり整備されており迷うところはない。
鎖場などの危険個所はないが、縦走するのでそれなりの体力は必要

<山の天気>
関東が梅雨明けした翌日、東京は35度の真夏日だった。
日々、チェックしていた長野県北部の天気予報の予報は「曇り」
ところが、高速を降りたあたりから小雨が降り始め・・
登山口に着く頃にはザーザー降りになっていた。

山の天気は変わりやすい・・・
青空が急に真っ暗になり、雨が降り出す場合もあるが、逆も然りである。
「いずれ晴れるだろう」と、、晴れ女のプライドにかけ、歩き始めた。

CIMG0267_convert_20130728011203.jpg

********************************
登山には、いくつもの場面で「判断」をすることがある。
この時も「中止」という判断もあった。
その判断が正しかったか否かは、結果に準じる。
ようは天気が回復しなかったとしても「楽しかった」と思えば正しかったのであり、
「最悪」と思えば誤りだったのである。
そう考えると、正しいか誤りかは、その時に決定されるものではなく、
これからの行動で決定されるものであると思う。

<心が折れる時>
山頂までは、穏やかに登っていた道も、途中から斜度がキツくなってくる。
「きっと止むよ」と楽観的に考えていた雨は、容赦なく天から落ちてくる。

ガスで視界は悪く、見晴しのよさそうな場所でも、何も見えない。

雨でも快適ならそれなりに楽しめるのだが・・
雨具の中の服が蒸れる。

登山道がぬかるみ、登山靴がドロに埋まる。

新しい雨具の裾がみるみる泥で黒光りしてくる。

このコンディションではたして楽しめるか・・・
楽しめる要素は何一つないのに・・

一時間ほど歩いた時、コモちゃんが仏頂面で言う。

「もうヤダ。全然つまんない」
「罰ゲームみたい」

山頂まではまだまだ遠く、
引き返すには登り過ぎている。

励ましてあげる言葉も見つからない。

エスケープルートもないので、進む以外の選択肢はない。

おしゃべりの声も雨に掻き消され、ただ黙々と登っていく。

ようやく頂上に着いた。

CIMG0274_convert_20130728011251.jpg

晴れていれば見える北アルプスの山並みも、
八ヶ岳も、富士山も、浅間山も、見えるはずもなく、
一向にテンションは上がらない。

暑いと思って用意した『山頂で冷し中華』の出番もなく、
そそくさと行動食を流しこむ。

さあ、ここから根子岳

200メートル下ったところにある大すきまと呼ばれる笹の大群集がこのコースのクライマックス。

高山植物が咲き乱れる花の楽園

何度もガイドブックで見た景色だ。

黒木で覆われ、あずまやの屋根のように、先が尖った四阿山と
明るく開放的で丸い山容の根子岳対決。

日本百名山と、花の百名山の対決でもある。

気を取り直し、分岐点では迷わず根子岳方面に進んだ。

【靴ズレ】
と、今回参加した同行者から、靴ズレしたらしいと報告を受ける。
穿きなれたはずの登山靴でも、歩く道によってアタル箇所が違うのかも知れない。

見ると、かかとのぷよぷよの薄皮が破れる寸前の状態だった。

絆創膏を二枚貼った上に、ティッシュでクッションを作り、伸びるタイプのサポートテープで巻いた。
まだ痛いがさっきよりちょっとまし、の声を聞き、安心する。

【滑る急勾配】

『下り』をナメていると、とんでもない事になる。

暗くジメジメした急勾配、木の根っこが不規則に地面の上に張り出し、今にも動き出しそうに不気味に光る。

根っこと根っこの間はひどくぬかるみ、登山靴の上まで泥に浸かる。
ガイドブックには載ってない最悪のコンディション。

しかし、我々を待っていたのはこんなもんじゃなかった。

人が歩くたびに、どこからとも沸き上がってくるハエのような黒い虫の軍団。

行く手を阻むかのように、身体に数十匹が纏わり付き、離れない。
刺すような虫ではないようだが、なにしろ不気味でうっとうしい。
早くここを抜け出したいと先を急ごうにも、泥に足が取られ前に進まない。

その時…

最後尾を歩いていた同行者が来ていないのに気がついた。

続く
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コメント

え~~~っ

同行者の方はどこしゃ行ってしまったのですか~~?v-12
続きが~

いたっち

登山スキルが高いということは、高い山に登る体力があるということではなく、
事故を未然に防ぐ努力と、事故が起きてしまってからの対処の仕方なんだろうなーって思いました。
で、こんな時に言うのもなんなんだげと・・そろそろ行きますか~。
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